09/23-29,2025
約 1年ぶりに訪れた台湾での記録
-目次-
◻︎9/23 気温:28° 湿度:77%
桃園空港に到着後、MRTに乗り台北駅で下車
降り立つと台北らしい雨が降っていて、
懐かしい匂いや空気感に気分が高揚しながら夜の街をひたすらに撮った
全てが新鮮に見える
気がつけば20時を過ぎており、お店も閉まりだしていたため通りがかりに目に入った The 中華料理なお店に入店
『御珍軒』
なんとなく式やグループでの会食がメインのようなお店
香港の飲茶が楽しめるレストランに行った時のことを思い出すなどした
4人ほどで囲むであろう丸テーブルに大荷物を持ったおっさんが1人で着席
安牌に炒飯とエビ餃子を注文
信じられないくらい山盛りの炒飯に衝撃を受けながら完食
やっぱり会食用のお店だなと場違い感を感じながらパラっパラの炒飯をかき込む…
美味しい…
閉店間際に駆け込んだにも関わらず丁寧に接客してくださりありがたさを感じながら退店
退店後、宿泊宿まで歩いた
最後の一枚を撮った時、
みんなが同じ空間にいながら交わることのない、あるいはできないような寂しさと孤独を感じた
濡れたタイルは光を呑み込んで、言葉にならなかった感情を滲ませているようで
人とはなんだろう
生きるとは、繋がるとは一体なんだろう
答えの出ない問いが頭の中をぐるぐると回り続ける
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◻︎9/24
中々寝付くことができず朝5時前に目が覚め、朝シャンを浴び早朝の台北駅近辺を散策することにした
仕事前の余暇、至る所に貼られたステッカー…
朝9時の開店とともにこちらへ
『劉山東牛肉麺』
路地にひっそりと佇むミシュランビブグルマンに掲載された牛肉麺の名店
今回いたただいたのは清燉牛肉麵ときゅうりの漬物(ニンニクがこれでもかってくらいかかっていた)
朝から活力が出そうなしっかりとした出汁とそれでいてくどくないスープに喉越しの良い太麺
ほろほろとしていて全く筋っぽくないお肉…
全てが完璧に思える牛肉麺で移動の疲れや思い悩んでいたことも吹き飛ぶような一品だった
友人から教えてもらい、行きたかった場所に向かうため朝食後に台北駅へ直行
バスから移ろいゆく景色を眺めることが好きな僕は目的地に着くまで終始車窓に張り付いていた
歩く時の目線と場所が少し変わるだけでこんなにも違って見えるのかといつも少し不思議な気持ちになる
何気ない誰かの日常の欠片が波のように押し寄せてきて心を満たしてくれる
ボーッと穏やかな時間を楽しんでいると1時間半ほどで目的地の萬里に到着
穏やかで潮風が運んできた海の香りが心地よい街
下車したバス停から目的地までの間に街をじっくり見てみようと寄り道をしながら歩いてみた
台湾の田舎に残る風習、文化の一つである檳榔売りの小姐をみかけて本当に驚いた
もうほとんど残っていないとされているそうで一度この目で見てみたいと思っていたので感動した…
ちなみに檳榔はアジア圏では割とポピュラーな噛みタバコ的なもの
ヤシ科の植物ビンロウジュとキンマの葉と石灰を包んで作る伝統的な嗜好品だ
そして少し歩くと目的地へ到着

70~80年代当時、この地域は夏のウォーターアクティビティの人気スポットだったそう
そしてその一角にスペースヴィラと呼ばれるリゾートヴィラを起業家の蘇明氏が設計
区画内に点在するフトゥロと呼ばれるUFO型住宅として有名な建物は、
フィンランドの建築家 Suuronen Matti氏の設計を踏襲
当時台湾初となった強化プラスティックを用いた独特のデザインはこの地域の名声を高めたんだとか
けれど台湾沿岸部の強い日差しが居住に向かず
塩害や漏水問題等が重なり廃墟となってしまったそうで、
過去の想い出を抱きしめたままひっそりとそこに佇んでいた
レトロフューチャーな佇まいに心惹かれながら何度もシャッターを切った
まだ別荘や住居として使用されている方もいらっしゃるので最大限配慮しながら辺りを散策
衰退しひっそりとした今の方がどこか懐かしさや哀愁があり穏やかな時間が流れていて
自分にはとても居心地が良く感じられた
やっぱりスタバはどこにでもあるなぁと思った
なんだかんだで12時過ぎくらいになったのでお昼ご飯を食べにバスに乗り込み次の目的地 基隆 へ
台湾のバス内は終始和やか
みんな席を譲り合っていて知らない人同士でも隣の席に普通に座って談笑したりもする
素敵空間 自分もこのマインドを見習いたいなと思う

基隆は台湾北部にある
三方を山に囲まれ海に面した地形から自然にとても恵まれた良港として有名な街
スペインやオランダ、日本時代の統治跡や名残などの歴史が色濃く残り、多様な文化が交錯する独特の雰囲気を感じる
そんな街をぶらぶら歩いていると賑わいを見せる大きな看板の店を見つけ入店してみることに
『小文肉羹魯肉飯』
賑わい過ぎていて緊張して写真は撮れなかった。笑
名物っぽい魯肉飯と排骨湯を激混みの中注文し着席
安定の相席スタイルで、ご飯の写真を撮ってるとかなり不思議そうに見られていた
魯肉飯は口の中で溶けるような滑らかさなのにくど過ぎない味付けで本当に美味しかった
賑わうわけだなと思いながら退店


テリテリ
そしてまた基隆の街を散策
阿根納造船廠遺構、正浜漁港彩色街屋などの主要な観光地にも赴いた
少し休憩を挟んで台北に戻ることにした
たくさん歩いてクタクタだったためバスでは爆睡、気がつくとすぐに台北に到着していた
台北市内に着いてからはまたぶらぶら歩きながら次の目的地を目指した
至る所に巨木が生い茂っており、人々の生活に溶け込んでいる、、、なんて素敵な街なんだろう
目的のお店
『黄金麺線』に到着
持ち帰りの方でとても賑わっていた
素敵な外観と看板に魅了されながらまず手前でオーダーを済ませ奥にある店内に着席

総合麺線と小籠包を注文
総合麺線は中に肉、モツ、牡蠣が入っていてどれも新鮮で臭みは一切なく濃厚な具材の味を楽しめた
スープ自体にとろみが付いており、魚介の出汁がしっかりと効いていて麺もツルツルでしっかりとしたコシがあり素晴らしい一椀
辛いやつ(赤いソース)はあまりにも辛かったので入れなくてもいいかも…
小籠包もジューシーで美味しい
お会計をしてくれた人がとても優しくて片言の日本語と英語を駆使して色々教えてくれた
自分の片言の中国語と英語を駆使して話している間も急かさずに聞いてくれていて本当に嬉しかった
日本に帰った時に僕もこの人のように寄り添える人でありたいと思った
お腹いっぱいになったところで夜の散策
公園内にある池の管理をしているのであろうおじさんの真剣な眼差しと安心しきった鯉と亀たち
街の灯りが1日の終わりを優しく包み込む、通り過ぎる風が日中の暑さを連れ去っていく
タバコを吹かす人、帰路を急ぐ人、晩御飯を楽しむ人
僕もこの空間を共有しているという心地よい感覚をゆっくりと噛み締めた
繋がるってなんだろう
1日の締めに豆花を食べる
いっぱい盛り 疲れた身体に優しい甘さが染み渡る…

明日もいっぱい歩いていっぱい考えよう
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◻︎9/25
この日も朝7時頃には起床
ホテルを出る際に見た小さな虹に導かれるように1日が始まった

ずっとブックマークしていた
『阿妹面店』
外観を撮るのは忘れてしまっていたためない、、
意麺(ワンタン麺)ブームの僕は朝からこれを食べにいくと決めていた!
これがまたとんでもなくおいしくて、感動
おすすめはあるかと聞いたら出てきた右側の肉料理
これがなんという料理かはわからないのだけどジューシーで食べると止まらない美味しさだった
世界にはまだまだ自分の食べたことのない新しい味で溢れていると思うと嬉しかった
それにこの店の味は舌だけではなく、心に染み込むような味だった
店内に漂うのは料理の香りだけじゃない
生活と一体になった古びたテーブルの手触り、厨房から聞こえる鍋の音、店主の優しさと誠意
それらが全部一つになって食べるという行為を超えて生きているということを実感させてくれるような体験
そこには派手さも演出も一切なくてただただ穏やかで優しい本当に幸福な時間が流れていた
絶対また来ようと思う
食べては歩くを繰り返す
自然と歩幅も広くなる
用事があり迪化街に訪れた
いつも工事しているなと思いながら足を踏み入れる
バロック様式の建物が広がるこの街は歴史の積み重ねがある問屋街として有名な場所
台湾を代表するほど人気となった漁師バックもここでまとめ買いができるため日本人にもかなり人気のエリア
他にも乾物、布地、漢方薬に梱包材となんでもござれな品揃えと混沌とした商品陳列に胸が熱くなる
寺院では皆熱心にお祈りをしている
祈る姿はいつ見ても美しい
その所作の中にその人の人生が、深みが、魂の重みが映されているようで
僕の心を掴んで離さない
用事を済ませ歩いていると、とても雰囲気の良いお店を発見しここで昼食を食べることに決めた
心地よい天気だったので外で食べることにした


席のスレスレを車やバイクや人が行き来する
街の音、鳥の声、吹き抜ける風、そよぐ植物
そんな中で食べるご飯が最高に美味しかった!今日の昼食も完璧な体験だった!!
コーヒーが飲みたくなり次の目的地へ
その道すがら
行きたかった目的地
『温度(WENDU)』
に到着
街中にひっそりと佇むこの外観に一目惚れ
店内には奈良美智さんの作品が飾られていてとても良かった

台湾産のコーヒーが飲みたいというと阿里山の深煎りをネルドリップで丁寧に淹れてくださった
そしてお供にプリンを注文 至高のコンビだぜ…
- ピント外した…


































































































































































